こんな場面でお役立ていただけます
- 主幹事証券・監査法人による内部統制ヒアリングに備えたいとき
- 規程を改定するたびに、関連する他の規程との矛盾がないか確認したいとき
- 「誰が・いつ・どの条文に基づいて承認したか」を、その場で説明したいとき
こんな企業様に
- TPM(TOKYO PRO MARKET)またはIPOを準備している
- 情報システム部門・コーポレート部門が規程の整備状況を管理している
- 監査法人・主幹事証券との定期的なやり取りがある
- 規程改定のたびに、関連規程との整合性確認に工数がかかっている
導入の流れ
規程を読み解く
条文から「誰が」「何を」「いつ」判断するのかを抽出します。
BPMN 2.0で可視化
承認フローを国際標準記法の図に変換し、解釈のブレをなくします。
Flowableで実行
実際の申請・承認をシステム上で処理し、証跡として残します。
証跡として蓄積
ロール台帳とログが、そのまま監査証跡として自動的に残ります。
実例:規程間の食い違いを検出したケース
与信限度額の承認権限が、2つの規程で食い違っていた
経理財務部が限度額を設定し、決裁は別の規程に基づくと定める。
営業部門が限度額を設定し、決裁は職務権限規程に基づくと定める。
さらに突き合わせると、引用先の規程にも決裁基準そのものが定義されていませんでした。人手のレビューでは見落とされたまま、何年も運用され得る食い違いです。規程横断の機械的な突き合わせにより、こうした不整合を継続的に検出・是正しています。
数字で見るCarrot Victory
技術・セキュリティ
- BPMN 2.0準拠のワークフロー定義
- Flowable(オープンソースのワークフローエンジン)による実行
- Kubernetes(EKS)上でのコンテナ運用
- TLS/HTTPSによる通信の暗号化
- Microsoft Entra IDによるシングルサインオン認証
- 規程横断の整合性チェックを継続的に実施
仕組みの詳細
規程集と実際の承認業務が分かれていると、運用が規程からずれていても気づきにくく、また監査法人への説明のたびに手作業でエビデンスを集める負担が生じがちです。私たちはこの課題に対し、「規程の定義」と「日々のワークフロー実行」を直結させる形で取り組んでいます。
規程の体系化と矛盾検知
全社規程を番号体系で一元管理し、規程間の承認権限の食い違いや古い条文・欠番を継続的に検出します。
BPMN 2.0による可視化
社内ルールを国際標準記法のBPMN 2.0ワークフロー図に変換し、解釈のブレがない業務プロセスとして定義します。
Flowableによる実行
規程を文書で終わらせず、Flowable上で実際の申請・承認業務として運用します。
監査証跡の自動蓄積
どの規程・どの権限に基づいて承認されたかがロール台帳とログに紐づき、監査法人への説明資料を後から作り込む手間を減らします。
よくある質問
上場準備における規程と運用の課題とは何ですか?
規程集(Word/PDF)と実際の稟議・承認システムが分かれているため、現場の運用が規程からずれても気づきにくいことです。また、その運用実績を監査法人に説明する際、手作業でエビデンスを集める二次的な工数が発生しやすい点も課題です。
FlowableとBPMNでどのように監査証跡を自動化しますか?
規程のルールをBPMN 2.0で可視化し、オープンソースのワークフローエンジンFlowable上で実行します。誰が・いつ・どの条文に基づいて承認したかのログとロール台帳がリアルタイムに紐づき、そのまま監査証跡として利用できます。
BPMNとは何ですか?
Business Process Model and Notationの略で、業務プロセスを標準記法で図示する国際規格(BPMN 2.0)です。誰が読んでも同じ解釈ができる形で、承認フローを厳密に定義できます。
Flowableとは何ですか?
BPMN 2.0に準拠したオープンソースのワークフロー実行エンジンです。作成したワークフロー図を実際に動くシステムとして実行し、申請・承認・証跡管理を行います。
どのような企業に向いていますか?
TPM(TOKYO PRO MARKET)上場やIPOを準備しており、内部統制の整備状況だけでなく運用状況の証明を求められる企業に適しています。既存の規程を大きく書き換える必要はなく、現行の規程を読み解いてワークフロー化する形で導入できます。
既存の規程集をそのまま使えますか?
はい。既存の規程文書を条文単位で読み解き、ワークフローに変換します。規程そのものの内容を大きく変更する必要はありません。
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